内燃機関から排出されるナノ粒子の質量分析装置の開発

オルファート ジェイソン氏

米国 ニューヨーク州 ブルックヘブン国立研究所

研究員 オルファート ジェイソン氏

※ 所属、役職等は受賞当時のものです

論文要旨

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内燃機関から排出される粒子は,視界を悪化させ,健康を害し,気候に影響を及ぼすことで知られる。ナノ粒子の質量を計測するクエット遠心粒子質量分析装置(クエットCPMA)を新たに開発した。独自の作用力が働く系により,広範囲,高分解能の粒子質量計測が可能になる。クエットCPMA法を使用して,軽量ディーゼル車から排出される粒子の有効密度,フラクタル次元,質量濃度を計測した。

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研究概要

エンジンから排出されるナノ粒子の質量分布を計測できる、クエット遠心粒子質量分析(Couette CPMA)法を開発した。

この方法は、従来のエアロゾル粒子質量分析(APM)法にクエット流れを導入する改良を加え、粒子ロスの低減を実現したものである。

Couette CPMAで得られる質量データを微分型電気移動度分析法(DMA)などで得られる粒子径データと組み合わせることで、粒子の有効密度とフラクタル次元を求めることができる。

ナノ粒子の排出質量計測手法として非常に有用であり、ナノ粒子の健康影響評価や後処理装置の開発などに大きく貢献する可能性がある。

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